
- はじめに
- その他のメガ進化ポケモン
- まとめ
はじめに
VGC2026が終わり、恐らくメガ進化環境は半分終わったと思われる(来年はZ技で遊んでくださいだと予想) 私はchampions実装前に平成のメガ進化ポケモンの特徴を振り返る記事を書いたので、蓋を開けてみたらどうだったのかを、同じく振り返りとしてこうして書き残す。
環境の予想は程々にしたつもりだが、予想は4〜6割ほど当たっていたと言える。
リザードンY.カメックス.プテラを取り上げた点が主に合致していた。
残りの旧メジャーメガ進化ポケモンは、それなりの強さに収まってしまったのは非常に寂しいところだが、新規メガ進化ポケモンのうち数体は時代の新星となり、新たな風が吹いた。そのため、私は大いに満足している。私は新しい者が台頭するのが何事においても好きなのだが、概ねその通りの環境になったのではなかろうか。時代が先に進んで嬉しい。

(伝説がのさぼっちゃあ時代が先へ進まねぇので)
ここからは、レギュレーションMA.MBで活躍したメガ進化ポケモンを、代表的な構築と共にまとめる。取り上げる選定基準は完全な実績に基づく。
(例えば、クチートはパワーもあって今後活躍する見込みは十分にあると思うが、良い結果を出した人がいないため、今回はスルー。しかし、バクーダはWCSで活躍したので取り上げる、など。)
また、相当な長さになってしまうため、各項目の説明は簡素にとどめる。
*構築作成者の名前は今回はなるべく伏せました。出した方が良かったかな?
リザードンY

本質的な部分は変わらず、概ね昔と同じ使われ方をした。フシギバナやエルフーンのような草タイプと組んだ、押しつけるアグレッシブな戦い方の構築が台頭。ウェザーボールの習得が立ち回りの幅を大きく変えたこと、原始の力が注目されるようになった(平成で使ってたらバカにされてる)ことなどが、時代の変化を感じる。
リザードン単体

リザバナガブガエンのスタンパ。ドヒドイデが採用されているのが特徴。BIG6に強めらしい。
ポケモン上手い人がじっくりと盤面を取って勝つ構築なので、多分難易度は高め。
リザードン×プテラ

プテラが襷の場合もあるが、大抵は2メガで組まれていた。追い風かトリルによって上から全体技を通す動きが基本になる。プテラに氷の牙が入っているため、ガブリアスに強く出れるのが特徴。
リザードン×ラグラージ

晴れと雨の2種類の天候を使い分ける、通称"デュアルウェザー" ラグラージはイダイトウの場合もあるが、終盤でのライチュウの流行の影響か、ラグの方が増えていった。選出択にできる点、壁下でフシギバナ、ラグラージ、ブリジュラスを動かせる点などが強い。リザとペリのウェザーボールを炎と水で使い分けられるのも特徴。
リザードン×ムクホーク

ムクホークのいる追い風構築特有の襷キラフロルが印象的。出てくるのがリザードンかムクホークかでアプローチが違うと思うので、選出予想を外すと致命的だ。エルフーンの型は命の玉フルアタだったり、ムクホークのために甘えるや光の壁を入れ、守るを切っている可能性がある。
リザードン×フラエッテ

通称"BIG6" 環境の結論構築と言われている。極めてパワーの高いアタッカーたちで殴るアグロ構築。ミラーが不毛すぎるが、持ち物や技構成など細部をいじって勝率を上げる者も多い。困ったらBIG6を使えばいいとされている程に有象無象に負けない構築で、私はこれが大っっっ嫌いだ。次の環境までに滅びろ。
フシギバナ

スタンパの中心だったり補完だったりと、代表的なアーキタイプは持たないが、様々な構築で幅広く活躍していた印象。BIG6にほんのり強め、雨や砂にも強く出れる点が強力。壁を張って行動保証をつける戦いが代表的なところ、大地の力があるので役割対象が広いところなどが特筆する点だろうか。
フシギバナ×ラグラージ

雨と組んでいるこの構築はそこそこ有名。バナがメタグロスの場合もある。壁ロンゲやヤバソチャでアタッカーを守りながら、ラグ.バナ.ブリの攻撃を通していく。
カメックス

追い風潮吹きを通すアタッカーだった平成に比べ、殻を破るによる積み戦術が大きく注目され、一大勢力となった。猫騙しで追い風サポートも兼ねるみたいなことを言っていた時代と比べると大した進歩である。この戦術が成立した主な要因は、ガオガエン+ヤバソチャによるサポート、特にヤバソチャの存在が大きいのだろう。
カメックス単体

概ねこんな感じの並びがランクマには直々いた。追い風で来るかトリルで来るか、殻を破るがあるのかが分からないため、一方的に不毛な択を押し付ける、ハマれば強い初見殺しパーティといった位置付け。
カメックス×マフォクシー

マフォカメと呼ばれるこの構築は、環境の覇権を握る一角となった。殻を破るor悪巧みを猫騙しや怒りの粉で補助し、全体技で全抜きを狙う構築だ。サブプランの玉剣舞ドドゲザンは、積んで殴っても積まずに殴っても強いため、捲り性能が高い。マフォクシーがフラエッテになっている場合もあった。
ライチュウY

電磁砲と気合い玉を必中で撃てる高速電気アタッカーとして活躍した。リザードンやイダイトウ、ムクホークといった相手に基本上から電磁法を叩き込める点、ドドゲザン・ガオガエン・ブリジュラスなどに気合い玉で役割が持てる点などから、非常に環境への刺さりが良い。
ただし、攻撃は全て単体技で、耐久値も低いポケモンなので、難しい択を強いられることもある。
ライチュウ×ムクホーク

ムクホークの追い風とリキキリンのトリルを使い分けて戦うアグロパーティ。キムさんが開発して流行したので、名前は"キムライチュウ"
前のめりな構築だが、ライチュウ以外一撃では倒されにくく、とても殴り合いに強い。ただ、先述したように、ほとんどの攻撃が単体技なので、択を正確に理解して当てる必要があるところが難しい。
ヤドラン

正直環境には皆無だった。しかし、PJCS2026にて、何とメガヤドラン入り構築で4勝3敗、WCS権利を獲得した人がいたので、特別に記述する。内容はタブンネのシンプルビームでヤドラン達の特性を変え、爆速で積んで要塞化する構築。誰も考慮しないパーティだが、確かに使われると厄介だ。
このようなトリッキーな構築に限らず、もっと注目されていいポケモンだと私は思うが、リザードンやドドゲザンやイダイトウが蔓延っていて使いにくいのだろう。環境の変化と共に通りが良くなってくれることを願っている。
https://note.com/bacteria_game/n/n64342279fe75
ヤドランが入ったのは1番最後だったようなので構築の軸というわけではないが、それでも普通に凄いと思う。
ゲンガー

滅びパの軸として現代でもそれなりに活躍したが、昔ほど強くはなかった。というよりも、タイプが環境に刺さっていないというのが正確だろうか。カプ環境でタイプ的にも強かった昔と比べると、現環境ではドドゲザン・イダイトウ・ガブリアスに簡単に倒されてしまう上に、ガオガエンやヤバソチャには簡単に影踏みから脱出できるため、滅びで勝てる試合も減った。
やっていること自体は依然として強力なので、この先ゲンガーの通りが良さそうな環境が到来すれば、さらなる躍進が望めるだろう。
とはいえ、要所でしっかりと結果を残しているし、私もゲンガーユーザーとして沢山お世話になった。
ゲンガー×ラグラージ

ビビヨンを採用するのが特徴的な、現代の雨滅び。私をはじめとした一部のユーザーが定期的に結果を残している。起原はEduらしく、ジャラランガがブリジュラスになっているバージョン。どう考えても強くないだろ…
ゲンガーの滅びルートから来るか、ラグラージの雨ビートから来るかの択を強いることができ、ハマればシステマチックに勝てる点が強み。詳しくは私の記事をお読みください。
ゲンガー×ユキメノコ

リザードンを意識して、上から両壁+雨乞いができるポケモンとしてユキメノコが選ばれたパターンの雨滅び。選出が難しそうだし、ドドゲザンなどの物理アタッカーは依然としてかなりきつそうだが、どうしていたのだろうか。PJCSで準優勝する好成績を残している。
プテラ

高い素早さから繰り出させる岩雪崩と、追い風によるS操作が持ち味。このポケモンも、昔はそこまで注目されていなかったが、championsで見事出世した。氷の牙を採用すると、リザードン・フシギバナ・ガブリアス・オオニューラなど、幅広いポケモンに王手をかけられるため、単に環境に刺さっているという点も要因なのだろう。追い風の他にワイドガードも覚えるためサポートも優秀だが、守るが抜けやすいのは低耐久キャラとしては難点か。
プテラ単体

プテラ軸のスタンパは、ニンフィアのハイパーボイスを通すものが大半であり、プテラニンフと呼ばれた。なぜニンフィアなのかは分からないが、全体技アタッカーの中で1番能力値がバランスよく高いので選ばれているのだろう。
プテラ×リザードン

先述したので省略。
カイリュー

マルチスケイルにより絶対的な行動補償がある+技が豊富なため、なんでも出来るポケモンという印象が強い。鉢巻持って脳筋していたカイリューではなく、特殊型が主流のオールラウンダー的立ち位置のカイリューなので、6世代に戻った感じがして好きだ。目立ったアーキタイプは持たず、各所に補完として出張しているイメージだったが、今年の世界チャンピオンがカイリュー×フラエッテで優勝。環境に台頭してきそうな空気が出ている(が、その構築は人が強いだけで難しそうだとも聞いている) リザードンに強いことから、リザを苦手とするメガポケモンと組む傾向にある。
カイリュー×ユキメノコ

ユキメノコの補完としてカイリューが採用されたパターンのスタンパ。
カイリュー×フラエッテ

メンバーはユキメノコと変わらない。フラエッテに強いタイプを持つポケモンにはカイリューが強いわけだが、そもそもKBSの力で何とか破壊してフラエッテを通せばいいのでは?と思ってしまう。
メガカイリュー軸については正直全くと言っていいほど知見がないため、あまり語れることはないな。
バンギラス

メガバンギのパターンの砂パは意外と多かった。スカーフや襷などもいないわけではないが、砂パのテンプレ、バンドリホークのバンギはメガ進化のイメージがある。このポケモンは、メガ進化どころか、持ち物を持っていなくても強いし活躍する。そのため、2メガ選出のハードルも低いのだ。天候パ相手により有利になるためのサブプランとしてメガシンカを使うくらいでいいのかもしれない。メガバンギの使い甲斐があるのはBO3だと思う。1本目はムクホークで荒らしたけど2本目はバンギがメガしよう、みたいな。
バンギラス×ムクホーク

砂パで代表的なものと言ったらこれ。威嚇を徹底的に対策しているため、バンドリを通しやすくなっている。この他の砂パは並びが多岐にわたるのであまり紹介できないが、ドヒドイデやイッカネズミがいる構築は一時期よく当たった。
バシャーモ

バシャキザンの現代版である所のバシャゲザンは思ったほどいなかった。かなり難しい部類の対面構築だし、開拓が進んでいない印象。とはいえ、数は少ないが未だに一部のユーザーからの人気があり、バシャーモで高レートを記録する人もいた。WCSでも特徴的な並びのバシャーモ構築が映り込んでいたりもしたので、ポテンシャルはあるポケモンだと思う。
バシャーモ単体

ランクバトルで好成績を残した、ドドゲザンではなくマスカーニャが採用されている対面構築。強い構築はこれしか公開されていない。
ラグラージ

ウェーブタックルを獲得したことにより最強なのでは!?と最初は騒がれていたが、ラグラージ自体の環境への通りの微妙さ、体力管理が難しいことなどにより、覇権を握るには至らなかった。しかし、晴れ雨混合パとビビヨン雨滅びという、環境に名を残した2つの構築のアタッカーに選ばれたので、十分な活躍はしたと言える。
ラグラージ×リザードン

リザードンの項にて説明したので省略。
ラグラージ×フシギバナ

同じく省略。
ラグラージ×ゲンガー

同じく省略。
バクーダ

ガチトリパの一員として偶にランクマで当たる程度の存在だったが、何とWCS2026をday2まで勝ち上がったメガバクーダ構築が2種類もあった。流石に偶然の要素が強い(運良く勝ち上がれたという意味ではない)だろうが、実績に準じて特別に記述しておく。
バクーダ×ユキノオー

例のWCSの並びだが、バクーダ軸トリパを組むならこれが結論と言っていいだろう。ネズミ斬この指お先にどうぞイッカネズミで盤面を操作しながら戦うのが特徴的だ。ユキノオーについてはこの記事では詳細は省くが、バクーダに強い敵に対して強い、第二のメガ進化エースという立ち位置だろう。
ムクホーク

天邪鬼を獲得したことにより最強となった鳥。インファイトとのシナジーや、エルフーンやオーロンゲといった、ダブルを代表するサポーター達と軒並み相性がいい点から、多様なムクホーク構築が生まれた。その中でも、キムライチュウ・STARFOX構築が代表的である。
ムクホーク×リザードン

リザードンの項で触れたので省略。
ムクホーク×ライチュウ

同じく省略。
ムクホーク×マフォクシー

構築名STARFOX。ムクホークを強化するために甘える・光の壁を採用した耐久型エルフーンでゲームメイクする追い風構築だ。とにかくエルフーンを崩さないとドツボにハマるのだが、それが難しいから極めて厄介だった。
ガブリアス

ガブリアスは通常形態で使用されることがほとんどだが、偶にメガガブがいた程度の使用率。特性「砂の力」を活かせる砂パとして運用することを、誰しもまず思い浮かべるだろう。実際にバンドリガブみたいな構築とも何度か出会ったことがある。
しかし、このポケモンが好成績を残したのは、バンギラスのいない介護構築の積みエースだ。以下がその詳細である。
ガブリアス×フラエッテ

よくいる介護フラエッテに、第二の積みエースとして剣舞メガガブリアスが採用されている。ここには通常ではカメックスなどが入る。
詳細が公表されていないため、なぜメガガブが採用されているのかはわからないが、ランクマ最終8位を取った強いパーティであるのは間違いない。
ユキメノコ

圧倒的な汎用性を持ち、フラエッテに次ぐ新規メガ進化ポケモンと言っても過言ではないだろう。120族から繰り出される吹雪やオーロラベールで攻守を兼ね備えた戦いができ、雪パーティというよりはスタンパの軸として広く採用された。「ユキメノコ+KBSトリオはほぼ確定、残り2体は第二のメガ進化ポケモン+自由枠」の形が一般的だが、それ以外の用途で自由に採用されている場合もある。
ユキメノコ×ゲンガー

ゲンガーの項で触れたので省略。
ユキメノコ×カイリュー

同じく省略。
ユキメノコ×スコヴィラン

ユキメノコが苦手とする相手の大半にスコヴィランが概ね強く、誰発祥かは分からないが、MB中盤あたりからコンビとなった。エースアタッカーというよりは盤面コントロール系の性能をしたメガ進化コンビで、攻撃の要はKBSが担っていると言っていい。ここまでの5体では構築単位で重いリザードンに対して、岩雪崩だけでなくアクセルロックにより行動を完全に制限できる黄昏ルガルガンが採用されているのが特徴。構築の実績はWCSのtop4に複数入り込む程で、間違いなく環境の覇権構築の一つだろう。
マフォクシー

特性の浮遊によって、炎・妖半減&地面無効という、BIG6に強い唯一無二の耐性を持つ。そのため、追い風アタッカーや積みエースの悪巧み型などで、有名構築の一員としてたくさん活躍した。使いたいメインのメガ進化ポケモンの通りが悪い時に出す裏選出という立ち位置になっている。
マフォクシー×カメックス

カメックスの項で触れたので省略。
マフォクシー×ムクホーク

同じく省略。
フラエッテ

新規メガ進化組で最も結果を残したと言えるポケモン。主にBIG6や介護構築のエースとして採用されている。が、WCSで優勝したフラエッテ構築はS操作すらないゴリゴリのスタンパで、上から殴るか徹底介護かのニ択と思われがちだったフラエッテ構築に新たな視点をもたらした。因みに、私はこのポケモンが大っっっ嫌いである。捕まえに行ってすらいない。
フラエッテ×リザードン

リザードンの項で触れたので省略。
フラエッテ×カメックス

マフォカメのフラエッテ版。偶にいる。カメックスではなく他のポケモンが採用され、フラエッテ1メガの場合もある。介護フラエッテのほぼ固定メンバーはガオガエン・ヤバソチャ・オオニューラ。
フラエッテ×カイリュー

同じく省略。
フラエッテ×ガブリアス

同じく省略。
スコヴィラン

とびだすハバネロというイカれ特性のお陰で安定した地位を得たと言える。覇権構築の一つ、ユキメノコスコヴィランにて主に遭遇するが、このポケモンもメガフシギバナのように色んな構築に広く採用されている印象がある。メガ進化にしては種族値が低めなことからあまり強くなさそうだと言われていたが、予想を良い意味で裏切り、炎草という唯一無二のタイプ、強力な特性、怒りの粉のサポート、これらを駆使して大活躍した。進化前のムラっ気も凶悪で、上手く後投げして都合の良いステータスを上げて上振れを狙うこともできる。物理アタッカーばかりの構築なら、出会うだけで顔をしかめるはずだ。
スコヴィラン×ユキメノコ

ユキメノコの項で触れたので省略。
その他のメガ進化ポケモン
あえて取り上げる程流行ったわけでもないものはその他に該当する。これからは毒や鋼タイプのポケモンの需要が上がりそうな気がするため、エアームド・ハッサム・クチート・キラフロルなどには注目したい。
また、ガルーラやサーナイト、メタグロスなど、リザゲンガー以外の旧世代の一軍ポケモンたちは、現在大人しくしているが、全国ダブル以上の環境では台頭してくる可能性もあるため、思い出補正も含めて期待して気長に待っていよう。
まとめ
五老星





神の騎士団








































































